先生の想い
「たけばやし音楽教室」の指導方針
1.ピアノを始めて習う方、保護者にピアノ経験が無くても大丈夫です
生徒さんの保護者のおよそ半数がピアノ経験者ではありません。でもご安心ください
幼児にも分かりやすいレッスンを心がけています
またレッスン導入時には、保護者の方にその日の指導内容をお伝えしています
2.レッスンは「音楽の素養を身につける」事を目標としています
脳の発達に良いだけでなく、ピアノは「一生涯の友」にもなり得ます
使用教材は個人に合わせたものをご提案し、「演奏する力」と「演奏を聴く力」の両方を養うレッスンに取り組んでおります
ピアノ教室立ち上げのキッカケ
私は6歳からピアノを習い始めました
引っ越しにより先生が変わったり、練習が嫌になる時期もありましたが、で聴いたことがある曲を少しずつと先生が与えて下さるにつれ、何となく音楽の道を志す様になりました
しかし音学大学卒業後、時代は「就職氷河期」へ突入します
私は一度音楽から離れ、社会人としてのスキルを身に付けようと一般企業に入社しました
その当時の私はコピーひとつ満足に取れないダメダメ新人社員でした
音楽と限定的な世界しか知らなかった私は、そこでビジネスマナーや仕事に対する姿勢を勉強させてもらえました
そうして会社員として働いているうちに、ふとある事に気が付きます
「楽器ができたら、もっと趣味が広がったかもしれないのに」
職場や取引先でお会いする実にほとんどの人から
「自分も昔はピアノを習っていたが途中で嫌になって辞めてしまった」と打ち明けられるのです
「何か楽器ができたらもっと趣味が広がったのに。今じゃ楽譜も読めないし、中途半端で辞めた事を大人になって後悔している」
「社会人になったら趣味はとても大切だ。仕事に慣れてくると家と職場の往復ばかりがむなしく感じる。子供の頃にしていた習い事をもう少し形になるまで続けておけば良かった」
男女問わす、みなさん同様の事をおっしゃり、そしてその言葉に私は大きな衝撃を受けました
習った事を後悔させない音楽教室を目指して
『こんなに大勢の人がピアノを習っていたのに、ろくろく基礎の力も身に付かないまま辞めてしまう。
しかもそれを後になって後悔させるピアノレッスンって一体何なんだろう?』
私は考え続け、一つの答えを導き出しました
『だったら習った事を後悔させない音楽教室を作ればいいんだ!』
そして私は自分の理想とする音楽教室を立ち上げるべく、お世話になった会社を退職しました
生徒さん達の頑張る姿に励まされています
『学んだ事がいつか本人の役に立つ事を目指して』
この想いを胸に今日まで教室を続けております
嬉しい事に9割の生徒さんは5年以上通ってくれていて、中には20年以上続けてくれている方もいます
時間をやり繰りし、学業や部活、他の習い事と並行してでも習い続けてくれる生徒さん達の頑張る姿に、誰よりも私自身が一番励まされています
これからも初心のこころざしを忘れず、努力を重ねていきたいと思っています
たけばやし音楽教室主宰 竹林 聖子