ピアノをお勧めする理由
東大生の5割がピアノ経験者
東大生100人へ実施した「子供の頃に通っていた習いごと」アンケートで、実に5割近い人が「ピアノ」と答えています
実際に私の教室の卒業生の中にも東京大学文科一類、京都大学理学部、名古屋市立大薬学部などの超難関大学を始め、国立大医学部に進学した生徒もおります
もはや「ピアノは頭にとって良い習い事」は定説となりつつあります
では一体なぜ、これほどピアノが習い事に良いとされるのでしょうか?
ピアノは「脳トレーニング」
ピアノを演奏するという行為は
➀ 楽譜を目で見て
➁ 脳がその情報を理解し、身体各部に指令を伝達し
➂ 指をコントロールして正しい鍵盤を押し
➃イメージどおりの音になっているか耳で確かめつつ、目は次の音符を追いかける
この4つの動作の流れを瞬間的に連続して行っています。
ピアノを弾くと頭が良くなると言われているその理由は、ズバリ「脳トレーニング」なのです
また近年、脳科学の分野における研究が進み、音楽なかでもピアノが脳に及ぼ良い影響が少しずつ解明されてきました
そのひとつに「左右の手で異なる動きを同時に行うので同時処理能力が高まる」ことが挙げられます
「同時処理能力」とは物事の全体をとらえて、部分同士を関連させながら理解する能力です
これはビジネス用語で「マルチタスク」とも呼ばれています
電話を受けながらメールの処理をする、会議中に議論に参加しながら議事録を作成する、日常生活でも料理をしながら掃除や洗濯を同時進行で行うこれらの作業はマルチタスクの一例とされています
複数の作業を同時に並行しながら行う、これはまさにピアノを弾く行為に似ていると思いませんか?
また幼少期からこのトレーニングを積んでいると「頭脳をフル回転させて考える」事がごく当たり前として身につくので、結果的に「頭の良い人」になる可能性が高まります