2022年度 発表会
2018年以来、ようやく全員集まっての発表会が開催出来ました。
今回は3年ぶりに写真撮影もカメラマンにお願いしました。
皆さん、真剣さと緊張感がみなぎる良い表情です。
やはりプロの仕事は違いますね。
6歳のMちゃんです。
発表会直前のレッスンではなかなか思うように弾けない部分があり、本人も不安そうな様子でしたが、本番ではなかなかどうして堂々たる演奏でトップバッターを切ってくれました。
「ここ一番にに強いタイプだったのね」と私もご家族も新たなる発見でした。
6歳のNちゃんです。
入学準備の忙しい時期もありましたが、ソロ曲と連弾1曲の合計3曲をきちんと間に合わせました。
また本番では待機場所にてどこに座るか迷っているお友達のお世話をしてあげる等、「ピッカピカの一年生」の準備は万端といった所で頼もしい限りです。
6歳のYちゃんです。
今回が初めての連弾で、Y先輩と私との3人5手に挑戦しました。
Yちゃんは真ん中のパートでしたので両隣から音が聞こえるので、合わせるのにとても苦戦しましたが、本番は先輩の音をよく聴いて上手に弾けました。
「来年はもっと頑張る」との事、ぜひ有言実行でお願いします。
6歳のKちゃんです。今回が初めての発表会でした。
舞台上で絶えず客席のお母様の方を見て、最後に「やったで!」と言わんばかりに笑顔を向けたのが印象的でした。
まずは一人で無事に演奏を終えて客席に戻ってこられたら「花マル」です。
新学期からも頑張ってください!
小学1年のK君です。
秋頃からこちらの教室に移ってきた生徒さんで、今回はソロのみの参加となりました。
リハーサルはかなり緊張した様子で少し心配しましたが、本番はバッチリ決めてくれました。
来年はぜひ連弾にも挑戦して下さい。
小学1年のIちゃんです。彼女も今回が初めての発表会でした。
ソロの落ち着きぶりだけでなくお母様との連弾も、緊張しすぎて青ざめる相方(母)に「大丈夫だよ」とナイスフォローを入れるなど器の大きい所を見せてくれました。
応援に来てくれた兄のR君も動画撮影ありがとうございました。
小学2年のAちゃんです。表現力豊かに演奏できました。
また4年前にコロナで中止となったMちゃんとの連弾もついに実現できました。
今後はより細やかなテクニックを身につけていくと、より演奏の幅が広がる事でしょう。
頑張って下さい。
小学2年のMちゃんです。
お友達である先ほどのAちゃんとようやく連弾が出来ました。
また去年は本番で痛恨のミスがありましたが、今年は「間違えずに弾く」事が目標だったそうで、無事に成功させました。
これからは音の出し方にもっとこだわると、使える音色の数がもっと増えますよ。
小学3年のHちゃんです。
ソロは本人として気掛かりだった2曲目の最後のスケールがなめらかに弾けて、練習の手ごたえを感じた様です。
また妹のMちゃんと私との3人で、5手連弾も演奏しました。
連弾は家族などの身内と組むとケンカになる(ピアノあるあるです)ので、来年からは他の人と組みたいと感想文に書いてありました(笑)
小学3年のNちゃんです。
4歳くらいから教えているのですが、マスク無しのお顔が久しぶりだからか、写真で見ると随分大人っぽくなって驚いております。
ソロに関しては大きなミス無く、完奏する事が出来ました。
連弾も難しいセカンドパートで危ぶまれる事もしばしばありましたが、最後はしっかり決めてくれました。
小学3年のYちゃんです。
以前の教室では連弾をした事が無かったそうで、今回初めて先ほどのNちゃんと4手連弾をしました。
譜めくりが忙しい曲でしたが(私の教室では連弾の譜めくりは演奏者達で行います)、少し惜しかった部分もありつつ頑張って弾き通しました。
ソロも連弾もテンポが速くなってしまう事が課題と感想文にありましたので、これからのレッスンはその点も含めて指導していきたいと思います。
小学3年のYちゃんです。
本番の2日程前に感染症ではなかったものの高熱を出し、当日は少し怠さが残っていたと思うのですが、気合いと集中でミス無く弾けました。
連弾も相手のミスタッチにも影響されずに弾き通せました。
これからも教室の先輩として頑張って下さい。
小学4年のAちゃんです。
彼女もマスク無しの姿を見ると、随分大人っぽくなりました。
今回が5回目の発表会にして初の連弾披露となりましたが、落ち着いて演奏出来ました。
ソロよりも連弾曲の方が大変だったのですが、「一度出来た事が途中で出来なくならない様に」と言い続けていたのを真摯に受けて止めて、発表会までの期間、大きな崩れが一番少ない人でした。
この経験を糧に「実力を維持する」事を意識して下さい。
小学4年のMちゃんです。
感想文に「連弾の初めは緊張していましたが、弾いてるうちにそれがだんだん無くなって楽しい気持ちになってきました」と書いてありました。
確かに連弾をすると普段独りで弾いている時よりもピアノの音が何層にも聴こえてくるので、「今、私は音楽と近い場所にいる!」と感じさせてくれます。
これが「音楽の基本はアンサンブル」と言われる所以なのでしょう。
これからはソロでもその感覚に浸れるように練習に励んで下さい。
小学4年のT君です。
「すごい緊張した」とは本人の弁ですが、その様な中でも弾き始める前のセッティングや体の構え方などの一つずつの準備を忘れずにきちんと行っていました。
ですので演奏中も自分が出している音をよく聴いていたと思います。
連弾は惜しい部分もありましたが、今回の経験で手ごたえを感じた事を日々の練習にも生かしてください。
小学5年のHちゃんです。
一時期は練習に身が入らない時もありましたが、連弾の曲と相手が決まってからは猛チャージしてきました。
本番前にはHちゃんのお家で連弾の合同練習もしていたそうで、「互いに息を合わせる」のは全ペアの中で一位だったのではないでしょうか。
本番の演奏については本人にも思う所があるかもしれませんが、「とてもいい音色だった」と感想を書いていた人もいるので努力した事は無駄では無かったと思います。
これからもコツコツと日々の練習に励んで下さい。
小学5年のY君です。
普段はマイペースなタイプの生徒さんですが、T君との連弾ではセカンドに回り、先輩らしくプリモをフォローしながらしっかり音楽を低音から支えていました。
ソロはまだまだ追求できそうな余地があり、本人からも「もう少し同じ曲で勉強したい」との申し出があったので、新学期からは不完全燃焼だった部分をより掘り下げていくつもりです。
小学5年のRちゃんです。
発表会前に体調を崩しレッスンに来られない日もあり、本人は不安を覚えていたかと思いますが、本番はレッスンで指摘された事を一つ一つ注意して練習してきた事がとてもよく分かる演奏でした。
本人も「今までの発表会の中で一番緊張したけど、上手く弾けたと思う。」と感想文に書いてあり、手ごたえを感じた様で良かったです。
小学5年のRちゃんです。
「たくさん苦労して練習したので、去年よりもいい感じに仕上がりました。」と感想文の冒頭に書いてありました。
彼女は発表会の3曲に加えて、学校の伴奏オーディションの曲も練習していたので本当に大変だったと思います。
高学年ともなれば曲の難易度も学年に比例して上がってきますので、弾けていたハズの曲も練習を怠っているとあっと言う間に弾けなくなります。
「実技は1日して成らず」でなありませんが、一度身についた実力を出来るだけ無くさない様にする事も「努力」に含まれます。頑張りましょう!
小学6年のSちゃんです。
6年生と言う節目の学年の発表会でしたが、全力を出し切れたと思います。
本人も「今までで一番悔いのない発表会だった」と振り返っています。
思えば彼女はコロナで発表会が中止になった時に泣いてくれ、入れ替え制の2部構成で行った去年一昨年の発表会の際も「上手く弾けなかった」と客席で泣いていました。
「悲しい」「悔しい」の気持ちもずっと忘れずにいたからこそ、今回の大躍進に繋がったのだと思います。
4月からは中学生。不安もある様ですが、どうぞ努力を続ける事を忘れないで下さい。
小学6年のEちゃんです。
彼女も随分と大人らしくなった生徒さんの1人です。
中学受験の勉強を続けながらのレッスンは、ストレスやプレッシャーもあったと思いますが、やり抜きました。
本人も同じ曲をただ何回も繰り返し弾くだけの練習ではダメだと気が付いた様で、試行錯誤の練習の結果、本番は幼さからの脱皮を感じさせる大人の演奏に近づいていました。
さらなる変化を目指して頑張って下さい。
右側に座っていらっしゃるのが今回連弾のみの参加となったHさんです。
長女のNちゃんとの最初で最後(?)の連弾です。
私の教室に入られた一番の理由は、「自分が弾くことで、Nちゃんのピアノ熱を再燃焼させたい」でした。
その目的がとうとう達成できたので、私も感慨深いです。
どうぞ春からはソロも復帰して下さい。
中学1年のK君です。
今回は本人希望のドラクエの曲とショパンのノクターンと言うユニークな取り合わせでソロで参加してくれました。
学区外の中学校に通っているのでピアノを続けるか迷っていましたが、クラスメイトにピアノの上手な男子がいる事と「男子がピアノ弾いてるとカッコいいから辞めないで」と後輩達からの熱烈なファンコールに押されてモチベーションが上がったみたいです。
よかったよかった。
中学1年のMちゃんです。
運動部に所属しているので、入学当初は疲労困憊の態でレッスンに来ておりました。
そんな中でも合唱コンクールの伴奏を引き受ける等、レッスンを休む事はありませんでした。
ピアノの実力を維持しながら学力との両立を目指すのが、私の教室のモットーです。
更に自分が納得できる演奏のレベルを目指して、頑張って下さい!
中学2年のNちゃんです。
今回はソロもさることながら、同じ中学2年のRちゃんと組んだ連弾を特に重点的に頑張りました。
本番は落ち着いていてお母様も驚かれていました。
「ペダルをもっと上手く踏みたい」と感想文に書いてありましたが、演奏中の自分の音を緊張しつつも、どこか冷静に聴いていられる様になっていて私も驚きです。
新学期からは課題であるペダリングの学習をやっていきましょう。
中学2年のRちゃんです。
彼女も写真で見ますと、とても大人っぽくなりました。
先ほどのNちゃんとの連弾やソロについて熱い感想文を寄せてくれました。
それによりますと、レッスンで指摘した事に対して彼女が自分なりに工夫を凝らして本番に臨んだ事がよく分かりました。
ある小学生の生徒さんが、このペアが弾いた連弾が一番良かったと言っておりました。
本人が「表現するとは何か」考えるキッカケに少しでもなったのであれば、大成功と言えるでしょう。
中学2年のHちゃんです。
彼女も小学校から続けているバレーとピアノを両立させながら、今日に至っています。
今回の発表会はソロ、連弾共に非常に惜しいミスがあり、本人はだいぶ落ち込んだそうです。
ですが後輩達の感想文には「先輩達はあんな長い曲を暗譜で弾いていてスゴイ」や「私もいつかショパンを弾きたいです」等々書いてあり、何かをしっかりと後輩に伝授できたのではないでしょうか。
とは言えミスは練習でリカバリーするのみ。頑張りましょう!
大人部門のHさんです。
学生時代にもピアノを習われていたそうで、今回は久しぶりの舞台での演奏となりました。
ご自身が大変気に入っているバッハの曲での参加でしたが、何度もレッスンで叱られて(!)心が折れそうな様子も度々見受けられました。
ただ楽譜に書いてある通りを再現するだけではなく(そもそもバッハは再現そのものが難しいですが)、曲の仕組みを考えて練習する事がどれだけ大変であるか身をもって体験してくれました。
その甲斐あってか本番は、隅々まで意識が届いているバッハらしい演奏となりました。
頑張りました!
大人部門のMさんです。
本来なら2曲披露する予定でしたが、今回はお仕事の都合で1曲の演奏となりました。
当教室の第1回目の発表会から参加してくれているMさん。
途中で惜しい部分もありましたがすぐに立て直す事が出来たので、今までの中で一番安定した演奏でした。
動画をご覧になった家族の皆さんも「ミスタッチに全然気が付かなかった」との事で、気にしているのは本人だけで、以外と周りはミスに聴こえていないと言うケースは多々あります。
動画を撮影してくれた息子さんもありがとうございました。
今回の発表会で大トリを務めてくれた高校3年のNちゃんです。
4月からは県外に行かれるので、今回がひとまず最後の発表会となりました。
小学6年からのレッスン再開で少々ブランクはあったものの、高校受験でもレッスンを中断したりせずやり通しました。
本番は落ち着いた演奏で、私のみならずご両親におかれても万感の思いがあった事と思います。
どうぞこれからも更なる飛躍を応援しています。
目まぐるしく状況が変化するこの1年間でしたが、生徒さん達にレッスンをしながら私自身も投げ出さず、諦めず、でも粛々と努力を続ける事の大切さを再認識しました。
自信とは、努力に裏打ちされた結果でしか得ることは出来ないと思います。
新年度からも私自身、また努力を重ねていこうと思います。