２０１７年度　発表会感想（その３）

発表会の感想を聞かせてください。

最初の方は「まだ自分の番が来ないかな～」と思っていました。

でも私の５番前の人がステージに上がり、前の席に行かなければならなくなると、急にきんちょうしてきました。

リハーサルよりずっと多くの人が来ていたし、自分の家族も見ていたし、リハーサルで失敗した所が不安だったら「うわー」ってなりました。

どうしよう、大丈夫かなと思いながら自分の番になりました。

本番でも１回ミスをしてしまいました。そしてその場所は今まで一度もミスをしたことの無い場所でした。

あせったけど上手くごまかせたので良かったです。

私は連弾の方がきんちょうせずに楽しく上手にできたと思います。

全体的に大きなミスなく発表会を終えられて良かったです。

（講師より）

本番で今までミスをした事がなかった箇所で失敗するとは、ピアノを学んでいる人なら誰でもきっと１回は経験した事があると思います。

「ごまかすのもテクニックのうち」とは音楽大学でよく言われた事ですが、途中のミスを後の演奏に影響させない様に気持ちを立て直す事はとても重要です。

頑張りましたね。

リハーサルの時はきんちょうしすぎて色々と失敗やミスがありました。

いつもまちがえない所を失敗して、自分の中でも信じられませんでした。

いつも以上にきんちょうして、ペダルをふむ足がふるえて手が変な感じになりました。

連弾は途中で記おくがとんで弾けなくて「えっ」と思いました。両方ともとても弾けなくてくやしかったです。

本番では失敗したくないと思ったので、膝の上でたくさんイメージトレーニングをしました。

自分でもあの失敗をしたらもう自信がなくなって次の本番の勇気がなかったけど、このままじゃダメだと思って頑張りました。

自分の本番の出番が来た時に「落ち着いてやれば出来る」と思いながら舞台の上に立ちました。

深呼吸をしてからスタートしました。今まで練習した事や教えてもらった事を思い出しながら、しっかり最後まで弾きました。

席に着いた時「ほっ」と思って一安心しました。ミスも少なく上手に出来たかと思いました。

連弾の時はさっきのまちがいをしないようにしようと思いながら、注意や速さや強弱などを色々気を付ける所を思い出しながら弾きました。

少しミスがあったけど、すぐに立ち直って弾けました。失敗はしたけど、まあまあ上手にできたかなと思います。

発表会が無事に成功して終わって本当に良かったです。きんちょうしたけどとても楽しかったです！

（講師より）

私が発表会を通じて生徒さんやその保護者にお伝えしたい事を、ほぼ全て書いてくれています。

「自分に打ち勝つ」とは言葉では簡単でも、現実にはそう簡単に体現するのは難しいです。

１人でも多くの生徒さんが「今の実力を出し切った」と感じてくれると、発表会を開催した意味があったと熱い思いでいっぱいになります。