2017年度 発表会の打ち上げ
3月24日(土)の午後2時より、バイパス沿いにある「やまなみ珈琲 石井店」にて茶話会と称する発表会の打ち上げを行いました。
当初、参加される保護者の中には写真を嫌がる方もいるかなと思い、私自身はカメラを持って行かなかったのですが、生徒さんの1人、Y君のお母様が撮影されたものをわざわざメールで送って下さったので思い切ってアップしてみました。
学校や学年を飛び越えて、生徒さん同士で交流が深まる様子です。
生徒さんの年齢層ですが、下は幼稚園、上は大学生から社会人までの方々が在籍しています。
特に中学生のY君や大学生H君には遊んでもらいたがる多くの子供が群がって大人気でしたよ(笑)
保護者同士の座談会の様子です。
これから小学校や中学校に進学する生徒さんの保護者からは、先輩生徒さんの保護者からピアノと勉強の両立方法等のアドバイスを貰っている様子でした。
途中から駆け付けた生徒さんも交えて、大盛況のうちにあっと言う間に終わった3時間でした。
よく私の教室で珍しがられる事は「男子生徒が多い」点と「ピアノを趣味として長く続けている人が多い」点です。
確かに私自身を振り返ってみても、中学校に進学してもピアノを続けている人のほとんどは「音楽の専門の道に進むつもりのある人」と見なされていた気がします。
勿論、人生の早い段階で極めたい「何か」を見つけ出している事は素晴らしい事だと思います。
ですが音楽への親しみ方は人それぞれであっても良いはずです。
「ピアノは好きだけど音楽大学に進学する訳じゃないから、これ以上レッスンに通うのは何となく居心地悪い」と感じる(させてしまう)のはとても勿体ないと思います。
その人の年齢や習っている年数、曲の難易度に関わらずステージでたった独りで演奏をしなければならないと言う状況は全員同じです。
その大変さやしんどさは辛酸(?)を舐めた者にしか相通じる事が出来ない境地でもあります。
そしておそらく生徒さん同士お互いに、その様な一種の「連帯感」にも似た空気を感じている様な気がします。
年齢や性別を超えて仲良くしている彼らを見ていると、この様なコミュニティーがあっても良いなと思います。
これからの時代を生きる人達には「専門に進むから」「趣味だから」と型にはめてしまうのではなく、もっとしなやかで柔軟な発想で自分の居心地の良い場所を見つけて欲しいと思います。
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