絶対音感をつけると良い事があるの？

今日は嬉しい事がありました。

炎天下の中、涼みがてら（？）スーパーに買い物へ行ってきたのですが、食品売り場を回っていると、こちらの方をチラチラ見ている女性がいました。

私も『どこかで見かけた事のあるお顔だな』と思っていると、その女性が近づいてこられて「もしかして竹林先生ですか？」と尋ねました。

「そうですが」と答えると、その方は「やっぱり！私、以前お世話になっていた○○の母です。」と名乗られました。

久々の再会でした。○○ちゃんは、もう８年ほど前に習いに来てくれていた生徒さんです。

絶対音感がある人は耳が良い

○○ちゃんは幼稚園から小学校１年生くらいまで私の教室に通っていたのですが、下のお子さんが生まれて送迎が難しくなり、自転車で通える自宅近くの教室に移りました。

「○○ちゃん、今はどうしてます？」と聞くと、現在中学３年生で吹奏楽部に入っているとの事。

「実はウチの○○が部長を務めてまして、７月にあった『吹奏楽コンクール』で金賞をとったので、今度全国大会に出るんです！」と嬉しい驚きのニュースが。

「そうなんですか。おめでとうございます！○○ちゃん頑張ってますね。ピアノも続けているのですか？」と聞くと、今も習っているとの事。

「それで顧問の先生や周りの部員から『○○ちゃんは絶対音感があるから耳がいいよね』とよく言われるんです。ピアノの先生からも『最初に教えた先生が音感をつけるトレーニングをやってくれていたお蔭ですね』と言われました。」

私の教室の絶対音感トレーニングはピアノを使って行っていますが、それがきちんと身につけば、どんな楽器の音でも正確にドレミを聴き分ける事ができます。

また「音」に対して鋭い感覚の耳になるので、わずかな音程のズレにも敏感になります。

絶対音感に関してはこちらをご覧下さい。

https://takebayashipiano.com/perfectpitch

○○ちゃんのお母様は「本人は『全国大会でも金賞を取りたい』と、とても頑張っていますし、高校でも吹奏楽を続けたいし、吹奏楽部の強い学校に進みたいと言っています。竹林先生が音感をつけてくれていたからだと感謝しています。もしお会いする機会があったら是非お礼を言わなくてはと思っていたので、今日はラッキーでした。」と大変ありがたい言葉を下さいました。

勿論、○○ちゃんが今でも音楽を続けているのは、本人の努力と現在のピアノの先生のご指導の賜物でしょう。

でも微力ながら彼女の将来の選択に関わる事ができて、私も心が暖かくなりました。