オンライン講習会　１

最近はコロナの影響で、講演会やセミナーが全てオンラインで行われるようになったので「行き時間０分」で気軽に参加でき、これはこれで快適でもあります。

今日は朝日新聞主催の「佐藤ママ」こと「佐藤亮子」さんのオンライン講演会「コロナ時代こそ『受験は母親が９割』です」を視聴しました。

佐藤亮子さんは３男１女の４人のお子さん全てを東大理Ⅲ（医学部）に合格させたお母さんとして、独自の子育て方法が各メディアで取り上げられる話題の方です。

テレビで何度かお見かけした事はありましたが、お話は聴いたことがなかったので興味津々で参加しました。

とてもハキハキした物言いをされる大変明るい方でした。

講演冒頭、「コロナの影響で学校行事や習い事の機会が減って子供が可哀そう」との意見に「現在の状況だと命を守る事の方が大切。無くなってしまった事についてはいちいち悩まない！」と一刀両断（笑）

「みんな条件は同じ状況に晒されているのだから、可哀そうと言い過ぎないで。そうすると子供自身も『自分は可哀そうなんだ』と思い始める。今、出来る事を前向きに考えましょう」には全くの同意見です。

コロナ時代であっても、受験生の親でなくても「親の役割」は以下の４点に絞られるとの事でした。

➀優先順位をはっきりさせる（生命が最優先）②言葉のかけかたに工夫する（ネガティブな言い方は避ける）➂１日の生活サイクルをきちんと守らせる➃「活字」に触れさせる

特に➂の生活サイクルを守らせる事は佐藤ママであっても大変だったそうで、２０時から自宅学習と決めていてもお子さん達はダラダラしてなかなか取り掛からなかったとか（ピアノの練習もそうでしょうな）

そこで各自にタイマーを持たせ６０分後にセットし、タイマーが鳴ったら勉強を始める様に仕向けると定時にスタートできる様になったそうです。

これは家庭学習だけでなく、ピアノの練習にも応用できそうですね。

受験生に向けてのアドバイスは「受験に失敗した人の一番多い言い訳は『時間が足りなった』なのですが、受験までのタイムリミットは全員同じ。だったら１日でも早く取り掛かる事。今日から行動出来ない人は明日も出来ない」

この言葉には深くうなずかされました。