スケールテストを使って、実力を発揮する練習
今日も「サマーチャレンジ」にて「ごほうびグッズ ゲット達成!」の生徒さんが現れました。
Mちゃんです。今日は「スケールテスト」も合格しました。
「スケールテスト」とは、教室で使用しているテキストに出てきた6つの調のスケールを、ランダムな順番で出されてもミスタッチ無しで暗譜で弾く試験です。
「ハ長調」「ト長調」「ヘ長調」は義務教育でも習うので、ぜひ覚えておきたい調性と言う事で私の教室では試験の形で定着させています。
Mちゃんは1回目のテストでは緊張のあまり「うっかりミス」をしてしまい、とても悔しがっていました。
今回は県外の親戚の家に遊びに行っている間もイトコのキーボードを借りて練習し、万全の態勢で臨みました。
その結果、無事にパーフェクトで弾き切りました。
Mちゃんは前回の悔しさをバネに本当によく練習してきました。
一度しかないチャンスで実力を出し切るためには
ピアノ等の実技を伴うものは基本的に「一発勝負」です。
「もう一回チャンスがあれば次は出来る」とは誰もが考えますが、世の中の大体の事は一度しかチャンスが巡ってきません。
ではその一度のチャンスで自分の実力を出し切るのはどうすれば良いのでしょうか?
それは「場数を沢山踏んで、緊張状態でも冷静さを失わない練習をする」事であると思います。
発表会やコンクール等、人前で演奏する機会を数多く経験し、緊張する状況に身を置くと自分がどうなってしまうのか、自分自身の「傾向」が分かれば「対策」も立てる事ができます。
受験生の学年になると校内テストだけでなく模試試験が増えるのと同じ理由です。
シミュレーションの数が多ければ多いほど、落ち着いて本番に臨むことができます。
「自分は緊張すると舞い上がってしまうタイプだから、緊張状態でもとっさに体が反応できるように練習量を増やして動作を叩き込む」
「緊張する中で演奏が出来る様に、家の人に観客の役をしてもらったり、録音したりして本番と同じ状況を作って練習してみる」
等々、本番で実力を出し切る練習はいくつもあると思います。
「今回の事は本人にとって良い経験になりました」とMちゃんのお母様もおっしゃっていました。
今から沢山の場数を踏む練習をして、いつかやってくる「一回で自分の実力を知ってもらうチャンス」の糧にして欲しいと思います。
関連記事
-
今年度の秋季セミナーについて
8月最終週に突入しましたが、徳島県は今日も猛暑日が続いております。 テレビのニュ …
-
クラシック音楽の4つの時代
私の教室は現在、下は4歳から上は大人までの生徒さんが在籍しています。 学生の中で …
-
2017年度 公開レッスンの様子(前半の部)
11月5日(日)に本年度の公開レッスンがありました。 講師役は姫路大学教育学部講 …
-
2016年公開レッスンの様子
以前からお知らせしている様に、11月6日(日)に2016年度の公開レッスンが行わ …
-
連弾合同レッスン 大人?編
さて本日の午後は中学生のY君と、Y君のお姉さんで教室OGでもあるMさんとの連弾合 …
-
ピアノ購入のポイント
先週の寒波の影響か、インフルエンザにかかる人が急増しているそうです。 お気を付け …
-
ピアノ演奏を暗譜で弾く有効性
暗譜とは「楽譜を見ない状態で行う演奏」の事です。 ピアノに限らず声楽やヴァイオリ …
-
2018年度 連弾合同レッスン その9
本日も2組の連弾ぺアをご紹介します。 昨年4月からお稽古を始めた4歳のAちゃんと …
-
ピアノ練習を頑張らせる方法
今年も玄関の靴箱の上にお雛様を飾りました。 祖父が買ってくれた私の …
-
新しいピアノが納入されました。
レッスン室に置いてある電子ピアノが、電源を入れるだけでスピーカーからノイズが出る …
- PREV
- ごほうびグッズ ゲット達成!6
- NEXT
- 調号の付け忘れを無くす為には