調号の付け忘れを無くす為には
夏休みも残り1週間程度になってきました。
今日も「ごほうびグッズ ゲット達成!」の生徒さんが現れました。
K君です。最初に撮った時には左手に持った消しゴムが反対向きになっていたので、これはTAKE2のショットです。
K君は一学期の終わりごろから「ハ長調」と「ヘ長調」の2つの調を習ったのですが、弾いている時についつい「ヘ長調」の調号である「シのフラット」が抜けてしまっていました。
音楽はこの「調号」への注意が払えていないと、その曲らしく聴こえてきません。
しかしレッスンの度に毎回毎回「フラット忘れているよ」と言い続けるだけでは、本人も楽しくなくなり弾くのがイヤになってきます。
ではどうすれば良いのでしょうか?
調号へ意識を向けるためには
これを改善するには「今と同じ程度の難易度の曲を沢山弾く」のが効果的だと思います。
K君もメインのテキストはお休みして、同レベルの曲集で「ハ長調」と「ヘ長調」の練習を数多くしました。
この様な練習をする事で、「ピアノを弾く時には、ドレミや指番号、音符の長さやリズムだけでなく、調号の事も考えていなくちゃいけないんだな」と脳に認識させるのです。
調号の抜け落ちもだいぶ無くなったので、今日のK君のレッスンはまたメインのテキストに戻れました。
来週からは新しい単元なので、引き続き頑張りましょう!
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