私の目指すレッスンの在り方
2017/04/20
学校の新学期がスタートして早3週間。進学・進級した生徒さん達もそれぞれの新しい生活に少しずつ慣れてきた頃だと思います。
私自身、発表会本番の演奏や参加者全員の感想文を読ませてもらい、特にレッスンを再開した大人の生徒さんや、他教室から移ってきた子供の生徒さんの感想を参考に今後のレッスンの方向性を模索し計画を練っている最中です。
私や当教室に最初から在籍している人は「このレッスンが普通」と考えていますが、どうやら再開した大人の生徒さん達から言わせると「自分達が習っていた頃のレッスンと全然違う」との事らしいです。
レッスンとは出来る様になるための方法を学ぶ事
私は「レッスンとは弾けない箇所をどうすれば攻略できるか共に考えて実践してみる事」であると考えています。
この場合の「弾けない箇所」とはテクニック的に難しい事から、一通りは演奏できるけれども、どうすれば自分らしい音楽性を表現出来るかまでを含みます。
技術的に難解な箇所は、ただ部分練習を促すだけでなく効率の良い部分練習の方法を提示し、レッスン内で一緒にやってみます。
新しい曲はどのようにアプローチしていけばよいかを一緒に考え、練習の方法をアドバイスしたりします。
また楽曲に応じたハノンやエチュードを提案し、更なるテクニックの補強を促します。
これらは私の教室では当たり前の事として行っていますが、大人の生徒さん方にとっては新鮮に映るそうです。
ほどんどの方が「自分が習っていた頃は出された宿題がとりあえずミスなしで弾けたら合格で、次の曲に進むだけだった。竹林先生の様に具体的な練習方法などは教えてもらった記憶がない」と言われます。
それでも大人になって再開される程、ピアノを好きにさせてくれたので、かつての先生方もきちんと指導されていらっしゃったのだと思います。
ただせっかく習っても、「攻略の方法」の貯蓄が無いと自分が弾いてみたい曲に出会った時、皆目どうしてよいか途方に暮れる結果になります。
また演奏技術だけでなく、和声進行や楽曲分析、作曲された背景も知っていなければ楽曲に込められた作曲者の真の意図を知るには至りません。
ですのでピアノを弾くばかりでなく、歌ってみたり、リズム打ちをしたりするソルフェージュや楽典も必要な科目だと言えます。
そういった意味で私にとってレッスンは1分1秒足りとも無駄に出来ない時間と考えていますし、私自身、レッスンに通ったり勉強会に参加して自分を向上させる努力を怠ってはいけないと感じています。
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