調律
2016/02/18
今日は午前中に調律師のHさんに来ていただき
レッスン室のグランドピアノを調律して貰いました。
ピアノを購入した直後は、置いてある場所のせいか「少し湿気が多い」と言われ、ピアノ用のサーモスタット付きの除湿器をピアノの下に取り付けました。
そのおかげか今日は「やや乾燥気味」らしく、音程は若干下がり音色が暗くなっていたのだそう。
ピアノは湿度が多いと音程が上がり、乾燥していると音程が下がるのだそうです。
調律して頂いた後のピアノは、音がクリアになって気分爽快です。
調律の頻度
グランドピアノやアップライトピアノなど、いわゆるアコースティックピアノは調律が必要です。
どれくらいのスパンで調律すればよいかは、ピアノの使用頻度によるでしょう。
「最近はあまり弾いていない」という方であれば、2年に1回位の調律でも大丈夫だと思います。
ただ「ピアノは全く弾いていないから調律は結構」という方でも調律は必要です。
長年放置していたために、内部でネズミが巣を作っていたと言う話を聞いた事があります。
またアコースティックピアノは木製ですので、湿度の多い日本ですとカビの発生も注意しなければなりません。
「弾いていないのに調律代だけがかかる」と言う意見もあると思いますが
高価かもしれませんが、アコースティックピアノは上手にメンテナンスしてあげると何代にも渡って使う事ができます。
お子さんがピアノ教室を卒業し、現在は誰も弾いていない状態かもしれません。
しかし私の教室の大人の生徒さんも「子育てが一段落したから昔、習っていたピアノを再開した」人もいらっしゃいますし、おこさん自身も今後再開するかもしれません。
将来弾くかもしれない「誰か」のためにも調律をお勧めします。
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