公開レッスンのご案内
「教室だより」秋の号でもお知らせしておりますが、11月6日(日)の午後2時より2016年度の公開レッスンを行います。
ピアニストで近大姫路大学講師の西野晴香先生をお招きして、代表生2人にレッスンを受けてもらい、他の生徒さんはその様子を見学するという企画です。
毎年ほとんどの生徒さんが参加していますが、どの生徒さんも公開レッスンの前と後では態度が明らかに変わります。
それはなぜでしょうか?
他人のレッスンを聴く事も勉強になる
私自身、学生時代に散々言われてきたことですが、「他人のレッスンを聴く事も勉強のうち」なのです。
自分自身がレッスンを受けている最中ですと、演奏するのに一生懸命になりすぎて、「他人の耳にはどの様に聴こえているのか」といった客観的な見地から演奏の良しあしを判断する事をつい忘れてしまいがちです。
またこの「客観的に聴く耳」を育てていないと、レッスン中、先生に何か指摘されても「なぜそれが良くないのか」自分で判断する事も難しくなります。そうすると指摘を受けた箇所が先生に言われるがままにその時は直せても、家に帰ると元通りに戻ってしまうという事態が起こります。
そうならない為にも他の生徒さんがレッスンを受けている様子を見学し、「ふーん、こういう事に気を付けるといい音が出るんだな」や「あ、私と同じ事を注意をされているな。やっぱりどの先生も同じことを言うんだな」と生徒さん本人達が気が付き、自ら改善していこうとする意欲を促す必要があります。
昨年から保護者も多数ご参加下さる様になりましたので、レッスンの最後には質疑応答の時間も設けております。
ピアノを習う上での疑問や質問を、プロに直接尋ねることが出来ると好評です。
さて気になる今回の課題曲ですが、Hちゃんにギロック作曲「魔法の木」、Yちゃんにブルクミュラー作曲「貴婦人の乗馬」を弾いてもらう予定です。
2曲ともとても有名な曲で、よく発表会でも演奏される曲です。
これらがどういった練習を重ねる事でよりワンランク上の演奏に仕上げられるのか、ヒントになる講義になればと思います。
代表生の1人、Yちゃんです。最近、ピアノの練習に対して意欲的なので公開レッスン本番でも色々と吸収できると思います。
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