ピアノの練習時間の作り方
ピアノの練習を習慣づける
ピアノを習われている子供の生徒さんの多くは、ピアノ教室に週1回のペースで通っている人がほとんどだと思います。
一週間のうち、1日はピアノの先生の下で前回のレッスンの復習や出されていた宿題の手直しをし、その上で更に新しい事を学び、残りの6日間で次の課題をやってくるサイクルです。
つまり1回の授業(レッスン)に対し、自宅などにおいて6日間かけて宿題をやっている事になります。
習い始めの頃ですとテキストに載っている曲もさほど長くなく、どうかすると「明日がレッスンの日」になってから慌てて練習に取り掛かる人もいるでしょう。
導入期のレッスンだと、その様な練習方法でも宿題が合格したりします。
しかし当然テキストの難易度が上がってくると、付け焼刃の練習ではだんだん宿題が合格しなくなっていきます。
すると先週と同じ事をレッスンで指摘され、次回までに修正してくる様に注意されますが、結局「練習の習慣」が身に付いていなければまた翌週も同じ状況が起こります。
そうなればテキストは段々進まなくなり、習っている生徒さん自身も何度も同じ曲を弾かされる事になり、少しずつモチベーションが下がってきてしまいます。
それを阻止するためには、「ピアノ練習の習慣づけ」が必要になります。
「毎日の生活のスケジュールの中にピアノの練習を組み込んでしまう」のです。
ではどの様に組み込むと良いのでしょうか?
ピアノの練習をいつするか?
最近の保護者は共働きの方が多いので、子供の生徒さんは学校が終わると学童保育に行く人が増えてきました。
学校の宿題はそちらで済ます事が出来ますが、ピアノは自宅でないとなかなか練習がはかどらないと思います。
ですが低学年のうちは自宅に帰る頃の時間帯ですと眠たくなっていたりします。
「家に帰ったらご飯を食べてお風呂に入るとすぐに寝てしまうんです」と言うお話もよく聞きます。
その様な人は、ピアノの練習を「朝の時間」にやってみるのはどうでしょう?
学校に登校する前のわずかな時間だけでも練習してみると、随分と変化すると思います。
また指先を動かす作業は脳に刺激をもたらしますので、しっかり覚醒した頭で学校に向かえる利点もあります。
夕方以降しか練習できない人でも、一週間の家での過ごし方を見直し「何もやっていない時間」がないかどうか洗い出すと良いでしょう。
「空いた時間に練習する」のも良い方法ですが、やはり「何曜日の何時からはピアノの練習」とはっきり時間を区切って実行した方が効果は高いと思います。
メリハリをつけて生活する習慣をつけておくと、これから先、進級・進学した場合も新しいスケジュールの波にスムーズに乗る事ができます。
ピアノは塾に行く前に練習しておく
前述した様にピアノを弾く作業は、とても脳を使う作業でもあります。
塾から帰ってきてから練習しようとしても、既に脳が疲れ切っていて思うように弾けない場合が多いです。
できれば学習塾などの更に脳を使う習い事の前に練習しておくと、せっかくの練習時間が無駄にならなくてすみます。
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